案内板まとめ: 中央区 歴史と文化の説明板（22）

簗橋（やなはし） 　「簗橋」とはこの場所にかってあった、菰川（こもがわ）に架けられていた橋の名です。1800年代初めの福博古図には「古簗橋（ふるやなはし）」とその名が記され、唐人町から地行西町（現在の今川一丁目付近）に抜ける唐津街道のこの場所にありました。 　橋の名前にもなっている「簗（やな）」とは魚を捕るための仕掛けのことで、江戸時代この近くに簗所があったことからそ...

八兵衛地蔵（はちべえじぞう）の由来 　元禄7（1694)年の末、須崎であわや大火になろうかという火事があり、各町から町火消しが出動しました。火はまもなく消し止めましたが、唐人町と某町の町火消しどうしが喧嘩となり、その結果、相手方に3人の死者が出ました。翌日、町奉行から下手人を出すように求められ、唐人町の人々は困り果てていました。この事件をしった森八兵衛は、「独り身の自分...

#ocr-generated ます 中央区 歴史と文化の 説明板 「桃 木 屋跡 おくにちます 「慶長12(160)年、福岡藩は、この付近に藩内の穀物を量る柄の製造、検査を 行う概木屋を設置しました。年貢米を「納め柄」、家臣の俸禄給を「御国町㈱」と 呼び、領内に二種類の棚を定めていました。その後、寛文9(1691)年に江戸幕 府は各藩まちまちの柄の大きさを統一し、「京」を...

#ocr-generated 中央区 歴史と文化の 競明板 弥 所 跡 りょう 福岡城の外堀であった黒門川の海際には、川の流れを堰き止め、魚を生け捕 る仕掛けをした「塗所」がありました。江戸時代中ごろには、福岡藩離一の「築所」 として、楽奉行がおかれ、ここで漁をしていました。また、この「築所」は、海か ら堀伝いに敵が入ってくるのを防ぐ工夫でもありました。今でも、この付近の...

#ocr-generated は SEASIDE 中央区 歴史と文化の 説明板 波戸の住吉神社と 午砲場跡 ほう 「荒戸山の下にある港の波戸は、寛永2(1625)年2代藩主黒田忠之(ただゆき)が 荒戸山の下に船をつなぎ止めるための船入(ふないれ)を造ったのが始まりです。そ の後、何度か船入の堤防の改修や増築が行われ、波戸が海に延びてゆき、最終的に は享和元(1801)年に...

#ocr-generated めてやるよみきから愛してるとき、 中央区 ごほう 午砲のドーン 説明板 明治21(1888)年に号砲会社ができ、現在の須崎公園内にあるお台場で正午に空砲を 打ち、時刻を知らせたところ「音がやかましい」と抗議が殺到。西公園の山頂に移すと、こ こでも「障子が破ける、物が落ちる」と苦情が出ました。そこで麓に移すど「聞こえん」とま た苦情。明治23(...

#ocr-generated かきわ じん じゃ かき キ夫 歴文とえ化の 説 & 堅磐神社 けいがく したか あ っ ひめ てるも 神社正面の掲額は黒田家第15代・黒田長久公の直筆で「堅磐神社」と読みま す。この神社は黒田孝高(如水)の父・黒田重隆と父である黒田職隆、2代藩主 黒田忠之公、6代藩主・黒田継高公の14枚・阿津姫が祀られています。 光雲神社によると、この神社...

中央区歴史と文化の説明板 筑前今様歌碑 　今の唐人町二丁目に在住し福岡藩の書学師・儒学者・歌人であり特に書家として有名であった#二川相近（1767~1836年）とその高弟・#石松元啓（1797~1883年）の今様歌を刻んだ歌碑で、明治21（1888）年に建立されてものです。 合渡の川の河柳　うゑてぞしのぶふる事（や） やり一すぢにさび刀　御代の恵みは天地（に） ...

#ocr-generated 平野二郎國臣の銅像 中央区 ひら の じ ろうくに おみ 歴史と文化の1 録画な (1828年~1864年) (幕末期に討幕・国家統一を主唱) 現在の今川一丁目生まれ。26歳の時、江戸湾奥まで侵入した重装備の黒船8隻を目 の当たりにして、当時の日本にこれを阻止する力は無いと直感し、さらに、長崎(後の海 軍伝習所)において世界情勢を学びました。...

#ocr-generated なか の せいこう 中央区 歴史と文化の ※8枝 中野正剛 生誕地 (1886年~1943年) 体がた 中野家は代々福岡藩お船筋で、中野正剛は活動酢の戸一丁目)で生まれ、 当仁小、福岡師範付属高等科、修猷館中学から早稲田大学で学びました。朝日新 聞に入社して健筆を振るった後、35歳で福岡県1区より衆議院議員に当選。太平 洋戦争が始まると、系内...

#ocr-generated 中央区 歴史と文化の 説明板 貿廣益幹屋敷跡 (1630年~1714年) 貝原益軒は、藩医貝原寛斎の五男とし て城内で生まれ、幼い時から神童とい われ、19歳で福岡藩2代藩主黒田忠之 の納戸役として出仕しました。その後、 27歳の頃に3代藩主黒田光之に、その 能を見い出され、地の激と知行報 聞)200石を賜りました。その後、益軒 は学者として...

#ocr-generated 中央区 歴史と文化の 説明板 せせらぎがっぱ とっくり この3匹の親子の河童は昭和63(1988)年、道路(黒門川通り)を整備するとき に設置されました。3匹の河童が手にしているものをよく見てください。お父さん 河童は「徳利」を持ち、お母さん河童は「魚」を持っています。さて、子どもの河童は 何を持っているでしょうか? この地方には昔から地行の...