喜屋武崎灯台
当地の東方約120メートルの位置に、さきの大戦後、米国によって建設された「荒崎灯台」がありましたが、沖合を航行する船舶から「光力が弱くて遠方から見えない」との苦情が出ておりました。
海上保安庁は、利用者の要望にこたえ、沖を通る船舶の重要な標識として、ここに本土復帰後の昭和47年6月に県内初の大型灯台を設置しました。
光源にキセノンランプを使ったことにより、旧灯台の1500倍の明るさと、2倍の光達距離を有する灯台へと機能を向上し、航行する船舶の安全を守っています。
灯台の状況は、電話回線でいつも把握し、事務局からも定期的に職員が巡回し機能の保全に努めています。
施設の概要
位置 北緯26度04分31秒
東経127度40分18秒
塗色及び構造 白色 塔形 コンクリート造
等級及び灯質 無等 単閃白光 毎5秒に1閃光
光度 60万カンデラ
光達距離 18.5海里(約34キロメートル)
高さ 地上~頂部 15メートル
水面~灯火 47メートル
管理事務所 第11管区海上保安本部
電話 098-866-0085
灯台は船舶が安全に航行するための大切な施設です。
航海の安全のためみんなで大切にしましょう。
社団法人 燈光会
電話 03-3501-1054
この周知板は、モーターボート競走公益資金による財団法人日本船舶振興会の補助金を受けて設置したものです。