ocr-generated アストロラーベについて
ストジーべは、中世のヨーロッパ及びイスラム圏でさかんに作られた天文器械です。多くは真指製で、目籍リや円・
などを制した数枚の円盤と、照準器・定規などを組み合わせて互いに回転させ、表裏ともに天文学や占星術のさまざまな問題を
えるのに使われました。
ここに示されたものは、1570年類のヨーロッパで作られたアストロラーベをもとにして、描かれています。外側部には病弱
が巨島られ、その内側は下から順に、地平座標板・星座板・定規が重ねられたようすを示しています。
上にずれた多くの円が描かれているのが地球板で、一番外の円が地平線ですが、これらの円はこの場所の強度に合わせて描きな
おしてあります。 唐草模様のような透かし彫りの板が星座板で、トゲの先がそれぞれの星の位置を示しますが、1996年での位
言に変えてあります。
この面は一種の星座早見板で、1996年11月18日(本建物の落成日)午前0時のこの場所(北緯35度38分28秒、東経139
質40分22秒)での星座を表わすよう、セットした状態になっています。