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じんじゃ
東雲神社「丸山東照宮」
ごんげん
んこてっし
東雲神社は古くから「丸山の権現さん」として親しまれてきた
「東照宮」であります。創建は元和八年と伝えられ、「国雑誌」や
安東村村誌」によれば駿府城内にあった「東照宮」を現在地である
府中浅間神社(現浅間神社)の別当、惣持院境内に移したものと
伝えられています。
つどう
そうしいん
しんぶったり。
惣持院は明治元年の神仏分離令により廃寺となりましたが
「東照宮」は明治八年二月十八日、村社に列せられ、同三十三年、
村内にあった八雲神社を合祀し「東雲神社」と改称しました。
御祭神は「東照公 徳川家康公」「速須佐之男命」のほか天神社」
「稲荷社が祀られています。
宝物として寛永二十年に三代将軍家光公の武運長久と子孫繁栄
を祈願して作られた「東照公御尊像」のほか「慈性親王筆東照宮額」
三十六歌仙額「駿府城代武田越前守信村奉納釣灯篭備前友光作脇差」
などがあります。
「丸山」の地名は家康公が大御所として駿府城在城中の友年間、狩の
ためにこの地を訪れ、その趣が京の円山に似ているとして名付けられ
たものです。
駿府まちおこし」推進協議会
静岡市