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えいが
久能山東照における廟所の「希る畑」について
重要文化財久能山東照文廟所の垣は、それ4
(一六(七年)の久能山東照造時に築かれましたが、
年を経て崩落の恐れが生じました。このため、天保
四年(一八三年)、廟所を西側の石垣の一部に
「治る」と設けて、石垣を「金にて、当初のる垣の
病落と抑えてきました。
この度の重要文化財久能山東照きは設等の修復
事業にあたっては、廟所の石垣について創建当時の
観に復することとしました。後年築かれた「希る」は
根去するものの、文久能山の歴史を知るうえで
黄金なる垣遺構であり、その歴史的価値と後世に伝える
ため現在地に移設しました。
平成十九年三月
久能山東照き
現在位置」