御茶屋御殿石造獅子(ウチャヤウドゥンせきぞうしし)
Stone Shishi (Lion) of Uchaya-Udun
那覇市指定文化財(有形民俗文化財)
昭和61年(1986年)6月25日指定
1677年につくられた王府の別邸御茶屋御殿にあった石造の獅子で、火難をもたらすと考えられた東風平町富盛の八重瀬岳に向けられていました。
18世紀、文人として名高い程順則が、御茶屋御殿を詠んだ漢詩「東苑八景」に「石洞獅蹲(せきどうしそん)」と記され、御殿を火災やその他の災厄から守る獅子が称えられています。
もとは、現在の首里カトリック教会の敷地にありましたが、がけ崩れの恐れが生じたので、現在地に移しました。
歴史散歩の道「ヒジガービラまーい」
那覇市教育委員会 平成5年(1993年)3月設置