ocr-generated ほこじじんじゃ
鉢 持神社
「ようろう
ふんじ
伝承によれば、伊那郡を治めていた諏訪の
国守が養老年間(七七~セニ四)に、武運
長久・国土安全を願い、高速の地に伊豆・箱
根・三嶋の三社を祀り、神祠を建立して神事
を行ったのが創立起源とされる。
この地に移されたのは文治年間(一八五
~」「九O)で、その時、土中から「霊算」
が発掘されたので鉾持神社と名づけられ、そ
の絆を御神体として祀り鉾持三社大権現と尊
称した。
「高遠城の守護神として歴代城主の信仰が厚
く、高遠氏、武田氏、岩崎氏、保科氏などか
ら与えられた寄進状は今も保存されている。
このほか廃藩後に、内藤家、伊沢家から寄
進された鎧、明珍の兜、術前長船の刀など
多くの社宝を蔵している。
神
田
進
みょうちん
D.1km
鉾持神社 |