春まだ浅き文久元年(一八六一)正月十五日...
春まだ浅き文久元年(一八六一)正月十五日、#清水次郎長 は子分の#森の石松 の恨みを晴らすために、遠州都田の#吉兵衛(通称都鳥)をここ追分で討ったその是非は論ずべくも無いが吉兵衛の菩提を弔う人も稀なのを憐み里人が供養塔を最期の地に建立して侠客の霊を慰さむ。
此處を訪れる諸士は彼のために一掬の涙をそそぎ香華を供養されるならば、黄泉の都鳥もその温情に感泣するであろう。
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kawa_sanpo (2015/10/10)
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